田中 優さん
原発はじめ環境のことや、社会のこと平和のことについて活動している人だということは、いろいろ目に耳にするのですが。
著書を読んだこともなく、お会いしたこともなく。
社会のことに関心の高いママさんから講演会の情報が回ってきたりもしますが、なぜか機会がなく。
最新の『People Tree』の冊子を見ていて直接のご意見を初めて読んだ。
柔らかな語り口が心地良い文章だった。
「自然エネルギーへ転換するにはどうしたらよいのでしょうか?」という質問に、日本のエネルギー(電気)の消費量が減らない原因について・・・
「(略)日本の電力消費の構造は一般家庭が22%、企業が78%。日本の家庭は先進国の中でも省エネが進んでいますから、家庭に節電を要求しても問題は解決しません。大事なのは企業がきちんと省エネ商品を選ぶこと。
オフィスの電力消費の22%が照明、43%がエアコンです。照明を白熱灯から蛍光灯にすれば1/5〜1/6、LEDにすれば1/10〜1/20に減らせます。また、窓の断熱をきちんとすればエアコンの使用量は少なくとも半分以下に抑えられます。電力不足は、すべきことをしないがゆえの問題なんです。」
街の中高層ビルに入るオフィスへ通う友人・知人たち(過去の自分も)、口を揃えてエアコン生活の環境の悪さ、クールビズで猛暑の職場環境の悪さを言っている。LOHASじゃない。
心地良い環境を整備すること、持続可能な日々を送ること。声を上げなきゃ何も変わらない!
いろんなことがつながって、もどかしいからこうして書いてみました。