2008-09-13 『沈まぬ太陽』山崎豊子 書籍 小説。なにか“社会派”っぽい、ドキュメンタリーぽいのを読みたくて手を出した。「白い巨塔」も「華麗なる一族」もテレビで知っていたし。 腐敗した大企業、しかも航空会社の姿と、誠実そのものに仕事をする主人公・・・。あまりの仕打ちに涙した。小説の力を改めて感じた。 御巣鷹山の事故のことも詳細に描き出されている。 この小説がどこまで真実を描き出しているのか、世間でどう書かれているか調べるのは物語を読み終えたあとに取っておいた。それも、小説の“楽しみ”のつづき。